型枠大工のことは、以前のブログ記事で少しは理解していただけましたでしょうか?
「そもそも型枠工事業とは何だ?型枠工事の手順と流れを徹底解説!」
↑ クリック
一般的に、イメージにしくい職種だと思います。
先日、京都府城陽市にて、企業説明会ブースに出展しました。
改めて型枠工事は馴染みのない職業であると痛感しました。
その理由としては2つあると思いました。
1つ目として、街で見かける建物は完成してから目にすることができるから。
2つ目として、完成した建物を見たとしても、型枠自体を見る機会はないから。
馴染みのない職種ですが、少しずつ言葉を噛み砕いて話していくとどういう仕事か理解して頂けるので、伝え続けていくしかないと思っています。
そんな中で今回は、型枠大工の魅力についてお伝えしていきたいと思います。
特に、物事がどのようにできているのかを理解したいと思う人が減ってきている分、わからないと思います。
でも、少しずつ言葉を噛み砕いて話していくとどういう仕事か理解していただけるので、伝え続けていくしかないかなと思っています。
そんな中で、型枠大工の魅力についてお伝えしていきたいと思います。
次世代の未来を創る!型枠大工の魅力とは?
ということで、今回は型枠大工の特徴を私なりに少し箇条書きしていきたいと思います。
・夏は暑くて冬は寒い(夏場の基礎工事はものすごい)
・筋肉の付いた良い体になる(食生活が良ければ)
・自前の道具が非常に多い(腰周りはいっぱい)
・ちょっとしたものは自分で作ってしまう
・現場監督から何でも頼まれる(大工さんは大抵のことができるから!?)
・現場で建物のカタチを造る唯一の職種
などと、他にもたくさん特徴があると思いますが、一番お伝えしたかったのは、最後の『現場で建物のカタチを造る唯一の職種』ということです。
現場では多くが、できているものを取り付けたり、張ったり、組んだりすることが多いですが、型枠大工は一から加工材を造り、現場で建物の形を造っていきます。
カッコイイ仕事です。
弊社では型枠工事の魅力をさらに知り、そして活躍してもらえるよう、採用後にキャリア設計をしてもらう時間を作っています。
心も、技も、体も、全て。
日々鍛えていける仕事が型枠大工です。
こういったことを感じ、魅力な職種だと思い、長年、型枠大工をされている方が多いです。
そんな中で、型枠工事業がどのようなポディションなのか知りたい方もおられると思いますので、伝えていきたいと思います。
建設業の中での型枠工事業の位置(ポジション)は?
建設業界では、まず発注者(施主)が総合工事業者(ゼネコン)や設計者の方々に仕事を依頼します。その中で、総合工事業者(ゼネコン)が専門業者または協力業者(サブコン)が分担して仕事を依頼していきます。
- ゼネコンとは、「General Contractor」
- サブコンとは、「Sub Contractor」
その専門業者または協力業者(サブコン)の中に、型枠工事業があります。
主な専門業者または協力業者(サブコン)
躯体業者
-型枠工事業
-鉄筋工事業
-土工工事業
仕上業者
設備業者
少し理解していただけましたでしょうか?
規模が大きい分、総合工事業者が専門業者に下請けで専門的な部分をお願いしている感じですね。
スケール感がある仕事なので、非常に楽しく、やりがいのある職種だと思っております。