ブログ

2018/10/12

型枠工事業

株式会社神組グループの有限会社神工建設について

今回は株式会社神組のグループ会社の紹介をさせて頂きます。

株式会社神組は京都を中心に型枠工事を行っている会社です。

 

型枠工事をご存じでない方は、以前の記事『そもそも型枠工事業とは何だ?型枠工事の手順と流れを徹底解説!』をご覧ください。

 

『そもそも型枠工事業とは何だ?型枠工事の手順と流れを徹底解説!』←クリック

 

RC(鉄筋コンクリート)構造物を図面の形通りに型を施工するため型枠工事はあるものですが、型枠工事においても、関西と関東で施工方法が異なり、関西では「パネル工法」が発展しています。

 

そんなパネル工法が進む関西でパネルの再生事業を行っているのが(株)神組グループの(有)神工建設です。

 

そもそもパネル工法とは何か!?(次の記事をご参照ください)

 

パネル工法で使用する型枠パネルは、四方に組まれた桟木にベニヤが打ち付けてある資材です。

サイズは幅が600mmで長さが900㎜〜3000㎜まであり、厚みは桟木の60㎜とベニヤの12mmで72㎜になります。(桟木の厚みは、関西が60mm、関東が50mmです)

 

壁などを建て込む場合、パネルを使用することによって、資材の加工もいらず、大工さんもたくさんの㎡数を叩くことができます。

そんな関西で使われているパネルは、型枠工事業者様の資材倉庫で保管されており、現場が始まるとトラックで現場まで運びます。

 

例えば10階のマンション施工の場合、基準階(基準となる部屋の形)に入れば、同じ型枠パネルを下の階から何回も転用することになります。そのため現場が終わると表面のベニヤが傷みます。

表面のベニヤが傷むと転用回数が悪くなるため、2回〜3回転用する部分や基礎の部分などでしか使用できません。

 

となると!

 

現場の数が終了していく度に、中程度のパネルが資材倉庫に増えます。

中程度のパネルというのはベニヤが傷んだパネルのことです。

ただ、裏の桟木は傷んでおらず、まだまだ使用できる状態が多いです。

 

例えば関西の型枠工事業者様には、こんな事例がよくあります。

 

★事例①

社長「おい、田中!次15階のマンションが始まるから、転用回数の良いパネルを300枚準備しとけ!」

 

田中倉庫長「はい、分かりました。使えそうなものをまとめます。」

 

※パネルを300枚集めること8時間…

 

田中倉庫長「社長、ベニヤに詰めせんをしてケレンして綺麗にしたんですが、表面が傷んでいて、15回転用できるか不安です」

 

社長「あほか!はよ言わんかい!やったら新品のパネル300枚買って、直接現場にほりこむわい!」

 

※1年後に15階のマンションの工事終了

 

田中倉庫長「300枚のパネルが帰ってきて、倉庫に置く場所がない…」

 

※一方その頃

 

社長「おい田中!次20階のマンションが始まるぞ」

 

田中倉庫長「あ、はい。………」

★終わり

 

この事例でいくと資材倉庫にパネルが溜まり、倉庫での作業効率が悪くなります。

 

他にもこんな事例があります。

 

★事例②

田中倉庫長「倉庫にパネルが溜まってきおったな~。とりあえず2列3列と奥に詰めて、見栄えよく積んでおくかー」

 

※1か月後

 

田中倉庫長「うわー、奥に積んだパネルがフォークリフトで取れない。泣」

★終わり

 

ということも多々あります。もしリフトで取れなくても、倉庫に屋根があり、屋根の下にパネルが入っていると雨に濡れないので腐りません。パネルは木になるので、雨ざらしにしているとすぐに腐ってしまいます。

桟木が綺麗なまま腐っていくのは非常にもったいないことです。

 

このもったいないを改善するために、よく行われていることが、パネルのベニヤを張替える作業です。

特に現場が暇なときは、大工さんを遊ばすわけにはいきませんから、倉庫でパネルのベニヤをSバールで剥しベニヤを張る作業が人力で行われることがあります。

 

このベニヤを人力で張替える作業を機械化したのが(有)神工建設になります。

 

(有)神工建設はパネルのベニヤを綺麗に早く剥す機械を開発しました。

この機械の名前を『型枠分解装置』と言います。2014年3月特許取得(特許第5503932号)

 

 

お客様(型枠工事業者様)からお預かりしたパネルのベニヤを機械で剥し、

 

ベニヤを釘じまいします。

剥した後の枠(桟木)は剥離剤を塗布し、ケレンをします。

このサービスを新品のパネルよりも3割程度安く行います。

 

『コスト削減』 『資材倉庫の作業効率アップ』『剥したベニヤが加工で使える』

多くのメリットがあります。

 

詳しくは有限会社神工建設のホームページをご覧ください。

 

ベニヤの張替えにおいて、人力作業と機械作業の品質とコストの違いについては、また記事に取り上げたいと思います。

TOP